データの取得と変換

前回の記事でテーブルの使い方を学習しました。
今回がさらに消費計算のような計算式を繋げて加工するのではなくデータを集めて(取得)加工(変換)する方法を行います。

各テーブルをリンク(繋ぐ)させる

エクセルには2016年からパワークエリと言われるツールが組み込まれています。

(1)テーブルをパワークエリに読み込む

エクセルのタブの中にデータがありますのでそこを選択する。

読み込むテーブルをクリック(テーブル範囲内のどこかを選ぶ)後
①データの取得(▼)
②その他もデータソースから>
③テーブルまたは範囲から
の順で選択すると


パワークエリエディターが開くので
①閉じて読み込む(▼)
②閉じて次を読み込む
の順で選択する

クエリが接続専用として1個作成されるので同じように
構成テーブルのクエリを作成します。

(2)2つのテーブルをリンクさせる(計画と構成を製品で繋ぐ)

新規に消費シートを追加し
①データの取得(▼)
②クエリの結合(Q) >
③マージ(M)
の順で選択する

①▼で計画を選択
②▼で構成を選択

各選択したクエリの製品を①②の順でクリックする
左外部(計画はすべて、構成はあるものが結合される)
③OK

①に名前 マージ1(自動設定)を『消費』に変更する
②クリックすると構成のデータの中身が展開される

(3)繋げたテーブルに計算式を加えて部品毎に消費数を合算する

①[生産数]*[員数]=>[消費数] 計算列を追加
②[部品]、[消費数]以外の列を削除=>不要な列を削除
③[部品]毎にグループ化 =>消費数数合計
の順に式を追加する

閉じて次を読み込む

データのインポートに画面で◎テータ◎新規ワークシートを選択する
と消費数が計算されたテーブルが作成される

通常のエクセルは計算式は自動もしくは手動で更新しますがパワークエリの場合はデータタブの更新をクリックすると再計算されます。

まとめ

メリット
  • データが追加・削除されても計算式を変更しなくても良い
  • データが大量になっても計算が早い
  • 複雑な処理が